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■ アメニティ&サウンド 音と快適の空間へ【Vol.5】2002年5月2日
□ ユビキタス(Ubiquitous)、通信 〜 ロボット...
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http://www.ari-web.com/
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□はじめての方へ、
このメールマガジンのご登録をいただきましてありがとうございます。
「アメニティ&サウンド 音と快適の空間へ」は、隔週(第1、第3木曜日)
にお届けしています。内容を充実できるようにがんばりますので、末永く
お付き合いいただけますようお願い申し上げます。
■□■□■ CONTENTS Vol.5 □□□□□□□□□□□□□□□□□
1.ユビキタス(Ubiquitous)、通信 〜 ロボット
コミュニケーションがキーワード?
2.サウンド 音響測定(5)-音圧レベル分布(その5)
3.ホームページリニューアルのご案内
4.(URLいろいろクリッピング)
………………………………………………………………………………………
■1.ユビキタス(Ubiquitous)、通信 〜 ロボット
コミュニケーションがキーワード?
………………………………………………………………………………………
ユビキタス(Ubiquitous)という言葉が、昨年くらいからクローズ
アップされるようになってきました。丁度、4/17日に発表された、
ソニーのNEWコンセプト・バイオ「バイオU」も発売され、ユビキタス
を取り上げる雑誌なども多いかと思いますので、今回は、ユビキタス
から情報、通信関連について...
昨年からよく耳にするようになった「ユビキタス」は(研究論文や技
術関連では、古くからつかわれていましたが、一般的には昨年あたり
から取り上げられることが多くなったように思います)、ラテン語で
「同時に至る所にある、遍在する」という意味だそうです。どこでも
自在に情報端末を利用する環境をユビキタス・コンピューティングと
呼ばれています。
ユビキタスの説明と解説記事です。
▼日経4946.com やさしい経済用語の解説
http://www.nikkei4946.com/today/0202/10.html
▼@IT ユビキタスで世界は変わる?〜結局は情報の質次第〜
http://www.atmarkit.co.jp/fitbiz/column/reg031/reg1.html
NTT、KDDIなど次世代携帯電話のキャリア各社が、随所で、昨
年度発表していたロードマップ、将来予想も、各社ほぼ共通して、ま
ず、3G移動体通信は、人のコミュニケーション手段として市場を形
成した後、情報端末(PDAやユビキタス型のコンピュータ端末)が
発達し、その後、作業用車両など移動するタイプの機械に組み込まれ
てゆくという見解でした。
ACM(Association for Computing Machinery)の発行する雑誌に、
通信関連のものとして、Communications of the ACM(CACM)という
通信、コミュニケーションをテーマとした雑誌があります(よくご存
知の方には、すみません)。コミュニケーション、通信がテーマなの
ですが、2002年3月号(VOL.45)は、特集がロボットです。
技術が発達してきて、人とコミュニケーションを持つロボットといっ
たところからでしょうか(よくご存知のSonyのAiboもエンターテーメ
ント・ロボテックスというタイトルでAIとRoboCup-2001の記事が掲載
されています)。
日本情報処理学会の機関紙「情報処理 2002 Vol.43 No.4」では、
特集が「インターネットと自動車」と、移動体通信、無線通信技術を
利用した話題が学会の機関紙、雑誌などを飾っています。
▼ACM(Association for Computing
Machinery)
http://www.acm.org/
▼(社)日本情報処理学会
http://www.ipsj.or.jp/
通信キャリア各社の機械に組み込まれるという見解と期せずして、通
信の雑誌がロボットを特集するのは興味深いものがあります(もっとも、
CACMは、ITエージェント技術などのソフトウェアも専門範疇ですの
で、コミュニケーションするロボットが特集されても違和感はありま
せんが)。
こうして見ると、世に言われている、次世代携帯電話にはキラーコン
テンツとして音楽や映像のブロードバンド型コンテンツが重要である
との一般見解とは異なり、もしかしたら、本来的な通信とコミュニケ
ーションがキーワードなのかもしれない...という気にもなります。
………………………………………………………
ご参考までに、バイオUの「U」はユビキタスばかりではなく「Ubiq-
uitous」,「Ultimate Mobile」,「Unique」,「Useful」,「Ultra
Compact」,「User Friendly」の「U」だそうです。バイオU自体に
興味をお持ちの場合には、ARIホームページにバイオU、ユビキタス
関連のリンクを集めたページがありますので、よろしければ、そちら
で関連サイトをご参照ください。
▼ARI ホームページ Sony VAIO Uとユビキタス
http://ari-web.com/pickup/ubiquitous.htm
………………………………………………………………………………………
■2.サウンド 音響測定(5)-音圧レベル分布(その5)
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この連載は、音響業務関連として音響測定や音に関する内容をお届け
しています。前回はオクターブバンドに関連して主にオクターブにつ
いてお話しました。
音圧レベル分布とは、拡声対象エリア(ホールの客席 など)に対す
る音圧レベル(Sound Pressure Level)の分布状態を示す特性で、周
波数ごとの分布なども含めて測定、評価することはいままでにお話し
しました。
実際の測定では、周波数の観点としては、前回お話ししましたオクタ
ーブバンドを元にしたオクターブバンドノイズという信号の中心周波
数2KHz(または4KHz)、500Hzを使用し、各測定ポイント(分
布を調べる代表点)を騒音計やデジタルの専用測定器(TEFなど)を使
用して音圧レベル(音量)を測定します。
…… オクターブバンドノイズ …………………………………
ピンクノイズに対してある特定の1オクターブの周波数帯
のエネルギーだけを取り出した信号のことをいいます。
ピンクノイズとはホワイトノイズに-3dB/octの低域通過フ
ィルタを通したもので、周波数を横軸にエネルギーを縦軸
にとってピンクノイズをグラフ化すると、ピンクノイズは
高い周波数帯域に行くにつれて右下がりのグラフになりま
す。
ピンクノイズをオクターブバンドパスフィルターで測定す
ると、どのオクターブでみてもエネルギーが均一でフラッ
ト(平坦)な特性になります。どの帯域でも音の大きさが
同じなため音響調整や測定ではピンクノイズがよく使用さ
れます。
………………………………………………………………………
測定した点は、測定する室のそれぞれの位置に記録して評価できる
ようにし、概要として把握するために最大音量と最小音量の標準偏
差を算出して評価のためのデータとします。
音圧分布の評価は、対象の室(屋外の場合もありますが)の目的に
よって異なりますが、基本は、原音再生としての音場(周波数的に)
とできるだけ一様に音響サービスができているかが主眼となります。
コンサートホールなどを考えれば、当然ですが、原音再生といって
も、全域にフラット再生されるというものではありません。残響の
特性にも多大に影響しますから、音楽が目的の場合と講演や会議な
どが目的の場合、スポーツでの利用が目的の場合など、施設の目的
によって評価の仕方は、多分に官能的な部分を持ちます。
今回までで、音圧レベル分布は終了です。次回からは、周波数特性
に進みたいと思います。それでは...(^^)
▼前回までの掲載分は、バックナンバーを参照してください。
http://www.ari-web.com/mm/index.htm
第1回 音圧分布測定のご紹介
第2回 測定の作業、方法
第3回 測定に使用する信号
第4回 オクターブと周波数
▼音響関連のサービス情報については、弊社ホームページをご覧く
ださい。
http://www.ari-web.com/sd/
………………………………………………………………………………………
■3.ホームページリニューアルのご案内
………………………………………………………………………………………
こんにちは、ARIホームページ
http://www.ari-web.com/
の
WEBMASTERです。
前回にお知らせしましたように(4月中になりませんでした...^^;)、
ARIのホームページを5/2本日リニューアルします。
約1割ほど増ページし、前よりページ移動を簡易に、内容を読みやすく
するために全ページデザイン変更しています。いままで、途中になって
いたリンク集もある程度拡充しました。
( でも、まだ沢山残っています。すみません。m(__)m )
連載が継続している掲載ページも4月は滞りぎみでしたが、リニュー
アルもなんとか完了できましたので、情報更新を正常に行えるように
したいと思います。
今後とも、これまでどおりお引き立てのほど、よろしくお願い申し上
げます。
[email protected]
▼エー・アール・アイ(ARI) ホームページ
http://www.ari-web.com/
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■4. (URLいろいろクリッピング)
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WEB参照可能なニュースや掲載記事から毎日伝えられるニュースや記
事から気になる情報や、翌日には埋もれてしまいそうな記事をピック
アップしてご紹介しています(このメールマガジンの発行周期が隔週
ということもあって新しい記事ばかりではありません)。
【1】ドイツでiモードは売れていない?──「n21i」を現地調査
▼ZD-Net Japn Mobile Channel 2002 4/26記事
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0204/26/n_d2.html
ヨーロッパで次々と開始される(4/18オランダ、6月ベルギー、
年内フランス) iモードサービスについて、ドイツでの様子を
4ページに渡ってレポートされています。ドイツで販売されて
いる「n21i」の様子なども掲載写真で見ることができます。
【2】第3世代移動通信システム(W-CDMA方式)の必須特許を
ライセンス開始
▼NTT-Docomoリリース 2002.4.25
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/
02/whatnew0425a.html
NTT-DocomoがFOMA普及のために第3世代移動通信システム
のW-CDMA方式の所有する必須特許をライセンスすると発表しま
した。
【3】ゴールデンウィーク中のセキュリティ対策について
▼マイクロソフト TechNet
http://www.microsoft.com/japan/technet/treeview/
default.asp?url=/japan/technet/security/topics/vacation.asp
マイクロソフトがサーバーやブラウザなどの修正パッチなどの
適用を呼びかける情報をTechNetに掲載しています。
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■編集後記
このメールマガジンが配信されるのは5月2日ですから、ゴールデン
ウィークですね。一昨年は、5月の連休明けに「LoveLetter」ワーム
の大規模な被害がありました。今年のゴールデンウェークもウィルス
送信者などのキーウィークになるかもしれません。みなさんも、不信
なメールには、十分にご注意ください。
(このメールは不信なメールではありません。^^;)
近年は、ウィルスも添付ファイルとは限りませんし、サブジェクトも
日本語のものがありますので、メールの確認は慎重に行う必要があり
ます。
このメールマガジンに掲載しているのURLクリッピング【3】のマイ
クロソフトの「ゴールデンウィーク中のセキュリティ対策について」
の記事も、よろしければ、ご参照いただいたらよろしいかと思います。
よいご休暇を過ごされますように...
さて、Vol.2でご紹介したオーディオテクニカ製のUSBヘッドホンを購
入しました。できれば、近い内にホームページの製品レポートのコー
ナーにレポートを掲載できればと思います。
それでは、次回5月16日に(リニューアルしたホームページもよろし
くお願いします。)
A&S 編集部(T)
【配信】……………………………………………………………………………
このメールマガジンは、次のメール配信サービスによって発行
されています。
Melma! :
http://www.melma.com/
Pubzine:
http://www.pubzine.com/
まぐまぐ:
http://www.mag2.com/
Macky!:
http://macky.nifty.com/
【配信中止】………………………………………………………………………
配信中止をご希望の方がいらっしゃいましたら、お手数ですが、
登録いただいた各配信先で解除いただきますようお願い申し上げ
ます。(みなさまにご登録いただいたメールアドレスは弊社では
記録、収集しておりません)。
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http://www.melma.com/mag/96/m00058796/index_bn.html
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http://www.pubzine.com/detail.asp?id=17084
まぐまぐ
http://www.mag2.com/m/0000086886.htm
Macky!
http://macky.nifty.com/cgi-bin/bndisp.cgi?M-ID=poparimm
【ご意見・ご感想】………………………………………………………………
ご意見、ご感想などございましたら、お気軽にお寄せください。
(投稿も歓迎いたします)
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mailto:[email protected]
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