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■ アメニティ&サウンド 音と快適の空間へ【Vol.53】2004年6月3日
□ ヘッドセット(ハンズフリー)の測定ほか
□
http://www.ari-web.com/
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□はじめての方へ、
このメールマガジンのご登録をいただきましてありがとうございます。
「アメニティ&サウンド 音と快適の空間へ」は、隔週(第1、第3木曜日)
にお届けしています。内容を充実できるようにがんばりますので、末永く
お付き合いいただけますようお願い申し上げます。
■□■□■ CONTENTS Vol.53 □□□□□□□□□□□□□□□■□
1.技術と開発の閑話(18)
NHK技研公開 〜 超高精細映像システム
2.サウンド(50)
テクノロジ・セミナーのこと
3.3GPP音声通信(46)
GSM音響規格 − ヘッドセット(ハンズフリー)の測定
4.類人猿も猿も猿の機械翻訳(URLクリッピング)
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■1.技術と開発の閑話(18)
NHK技研公開 〜 超高精細映像システム
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技術や開発に関連した話題を閑話と題してお届けしています。あま
り専門的ではなく技術者以外の方にも接点のある内容にできればと
考えています。
毎年実施されているNHK技術研究所の一般公開が5月27日〜30日に
行われました。
▼NHK技術研究所
http://www.nhk.or.jp/strl/
平成16年度「技研一般公開」展示内容
http://www.nhk.or.jp/strl/open2004/tenji/index.html
技研公開は、実際に見たり聞いたりすることができるコーナーが用意
されていて一般の方でも十分に楽しめる内容になっている良質な技術
展示ブースがあます。東京の技研で公開されているものなので、地方
の方が見学に出かけるというわけには行かないところが残念ですが、
簡単な概要はホームページでも見ることができます。
▼インプレスのレポート
−3次元音響シミュレータやHD光ディスクカメラなど
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040527/nhk.htm
ミリ波を利用したハイビジョンカメラなど
−ハイビジョンを超える次世代放送サービスの研究も
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20040528/nhk.htm
“蓄積して好きなときに視聴する”サーバー型放送をデモ
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/05/28/3280.html
“音のつながり”を重視し、滑らかに原稿を読み上げる音声合成技術
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/05/28/3283.html
「ネットワーク利用放送」で地方番組を東京でも見られる!?
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2004/05/28/3285.html
▼ITmedhia
それよりもっと未来を見つめて〜NHK技研公開2004 (3ページ)
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0405/28/news007.html
昨年、このメールマガジンでも少し話題にしました「走査線4000本
級超高精細映像システム」は、今年も公開展示に含まれていました。
このシステムは、2005年3月から開催される愛知万博でも公開される
予定ですので、万博でご覧になることができると思います。
次のような特徴の映像システムです。
・7680×4320画素(ハイビジョンの16倍)フレームレート60Hz
・22.2chの3次元スピーカー配置による立体音場
・対角450インチの大画面、超広視野映像(昨年より大型ですね)
公開情報でも記載されているようにこのような映像システム、音響
は、臨場感というキーワードで、他でも見られるトレンド技術指向
といえます。再現されているシアターシステムに注目し勝ちですが、
カメラも音響、編集、伝送と全ての機材をそろえる必要があるため、
技術的にも多くの要素技術を必要とする内容になります。
映像は、高精細にしてグラビア写真などのような画質にすることで、
映像のリアリティを増すことや大画面にすることで視野一杯に映像
が映し出されることでその場にいるかのよう臨場感を作るというの
が超高精細映像システムで実現するものです。
音響は、22個(+サブウーハー2本)スピーカを立体配置して立体的な
音場を形成することで映像と合わせてより臨場感を高めるのだと思
います。
映画やホームシアターなどで一般的になったサラウンド技術は平面
的な配置になっています。リスニングポイントを限定すれば上方向
から音が出ているかのような定位も可能ですが、劇場の座席全体に
ついてエレベーション(上下)定位を任意に行うことはできません。
従って後方から前方に頭上を飛行機が飛んでゆくというような場面
では、臨場感のある音場を作りだすことができないのが実情です。
劇場用のサラウンドシステムでも上下方向を含む定位は次世代方式
で検討されている点です(下方向はあまり考慮されていないかもしれ
ません)。
NHK技研では、他にもマルチスピーカによって仮想音源を作り出す
技術や、ホールの残響を任意に作り出す技術などが研究されている
ようです(技研ホールには沢山のスピーカが設置されて実験されてい
ると、定期刊行物で紹介されています)。
▼NHK技研 機関情報誌 (概要は公開されています)
http://www.nhk.or.jp/strl/publica/index.html
映像システムは使われている映像ソフトによっても視聴者の臨場感
は大きく左右されますが、万博では超高精細映像システムならでは
のソフトが(予定)検討されていることでしょう。
今回はサウンドコラムと内容が逆転しているような感もありますが
次回もよろしくお付き合いください。(^^)
▼ARIはアプリケーションソフトやデジタル機器の開発などを
お手伝いしています。
http://www.ari-web.com/develop/index.htm
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■2.サウンド(50)
テクノロジ・セミナーのこと -1 -
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このコラムは音や音響機器などについての話題をお届けしています。
前回お知らせしましたCQ出版社主宰の「DSP & FPGA デザイン・
ワークショップ」で5/25日にARI三澤が講演させていただきました。
CQ出版社の関係者の方ならびにご来場いただきました方々に感謝い
たしますとともに改めて御礼申し上げます。
今回は感想などを講演を勤めました三澤よりお届けします。
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■依頼〜演題を決める
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音声ディジタル信号処理のDSP実装に関しての依頼を受けた時、
私は「困ったなぁ〜、何を話せばいいのだろうか?」と思いました。
音響機器の開発や携帯電話などの専門性が高い受託業務に関連する
具体的な話題は、顧客の機密事項を守るという点において、たとえ
独自の技術があったとしても公開するべき内容の判断も難しく、で
きるだけ具体的で有意義な内容は避ける必要があります。一方では
専門的で価値のある内容の講演を行うという二律背反のジレンマが
生じます。
だからといって、一般論を中心に話しても技術書などの内容と変わ
らなくなってしまいます……
料金を払ってご多忙な中、講演を聴きに来場していただく方々のご
期待に対してなんらかの有意義な内容をお話しなければ……という
気持ちが私を悩ませたのであります。
DSPソフトウェア開発現場の地味だけれど具体的な話、例えば、
「ビット照合」なんかどうか?
□… ビット照合 ………………………………………………
DSPプログラムを移植する場合、音声コーデックなど、
演算の性能に欠陥があっても、それなりの結果になってし
まう可能性があるプログラムの動作検証を行う場合、正常
動作するプログラムでの結果と検証対象のプログラムの結
果をデジタル照合し、一致することを確認する方法を取り
ます。
非常に多くの照合データで検査し、完全一致となるまで、
テストとデバッグを行います。1ビットまで完全に一致す
るまで照合することなどから「ビット照合」などと呼んで
います。
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▼IT用語辞典 e-Words : CODEC【コーデック】
http://e-words.jp/w/CODEC-2.html
しかし、具体的すぎて専門に従事している人にしか理解を得られな
い、価値をもたない可能性があることや興味深い話題とは考えにく
い。詳細で具体的な話題は時として価値の高いものになりますが、
講演時間いっぱいに長々と話されても受講していただいた方が憤慨
されるのが関の山と……面白い話といっても娯楽を求められている
わけではありませんので、やっぱり、フォーマルにいこう....等と、
自問自答したのでした。
音声/音響コーデックに関しては、書籍に出ている内容とある程度
の重複は避けられないのですが、私がこれらを理解したときに頭の
中に描いたイメージを、人に伝えられないか?ということに主点を
置き、一言で言って、音声コーデックとは何か?、音響コーデック
とは何か?どこが違うのか?を、いかにイメージしていただけるか
という目標で原稿を考えてみました。
………………………………………………………………………
少し「音響機器の……」という話題としては開発系よりの話題に近
いですが、次回も続けたいと思います。
それでは、次回もよろしくお付き合いください。(^^)
▼前回までの内容はバックナンバーをご覧ください。
http://www.ari-web.com/mm/
【謝辞】
CQ出版社の関係者の皆様ならびに受講していただいた皆様には、
厚く御礼申し上げます。
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■3.3GPP音声通信(46)
GSM音響規格 − ヘッドセット(ハンズフリー)の測定
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安田ライフダイレクト損害保険の発表によると、5割以上の人が、
運転中に携帯電話を試用しているという実態のようです。
サンプルは、首都圏、東海圏の20歳〜40歳の男女1,000人を対象と
して自動車運転時の携帯電話使用状況に関する調査した結果です。
これによると約51.9%のドライバーが運転中に携帯電話を使用して
おり、運転中の使用用途については「普段どおり使用している」が
40.2%を占め、、「ハンズフリーセットを使用している」は9.6%と
1割に満たない結果となっています。
▼自動車運転と携帯電話に関する調査、
5割近くが運転中に携帯を使用
インプレス ケータイWatch 2004年5月27日
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/news_toppage/19032.html
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■ヘッドセット(ハンズフリー)の測定
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これまでGSM測定方法についてハンドセット端末が中心でしたが、
今回はヘッドセット(Head set)測定についてです。
▼前回までの内容はバックナンバーをご覧ください。
http://www.ari-web.com/mm/
ヘッドセットとはヘッドフォンとマイクロホンが一体化している
通話機器です。ヘッドセットを使って通話する場合には、受話器
(ハンドセット)を持たずに通話できるのでハンズフリー通話と呼
ばれます。
1999年の道路交通法改正で自動車、自動二輪、原動機つき自転車
の運転中における携帯電話の使用が禁止になり、運転操作に支障
のないハンズフリー装置による通話が例外的に認められることに
なっています。自動車運転中の通話による事故の増加に対策とし
てのハンズフリー規制は国内だけではなく海外でも法令化される
傾向にあり、自動車電話ではハンズフリーというのが世界的な動
向といえます。
ヘッドセットは、電話交換オペレーター、企業のサービスセンタ
ー、通信販売の電話対応などサポート、商業施設の放送通信室な
どでは用いられてきましたが、自動車でのハンズフリー法令化に
伴いー般でも利用されるようになってきました。
携帯電話はイヤホンマイク端子にヘッドセットを接続してハンズ
フリー通話にも利用できるようになっています。
音声出力の端子はハンズフリーの目的としてより、ヘッドホン・
ステレオのとしても利用するためヘッドホン端子としてポピュラ
ーな存在となっています。そのため、ヘッドセットも、ケーブル
に携帯音楽プレーヤーのリモコンのような形状の無指向性マイク
がついているものが主流の様です。
携帯型プレーヤーはヘッドホンステレオの主流化の流れにありま
すが、その動向もあり、携帯電話のヘッドホン、ヘッドセットで
も単に利用できるという域を越えて多様な嗜好や要望にこたえら
れるよう、「骨伝導」の技術が利用されたり、新しいデザインの
ヘッドセットが開発されるなど、隠れたホットスポットともいえ
ます。
GSMではヘッドセット通話における音響特性の規格も規定してま
す(GSMから流れが強い感のある第三世代規格でも同様にヘッド
セットの規格が設けられています)。
▼GSMの音響規格と測定項目は以前にご紹介しました。
http://www.ari-web.com/mm/bn/20030717.htm
SLR/RLRや感度周波数特性などの規定や音響測定に関する16項目
があり、ハンドセットとは別にヘッドセットとしての規格として
規定されていますが、音響性能は通話方法によらず通話品質を求
めるもので、規格値は同じ値が規定されています。
次回もGSM測定における音響測定についての補足事項についてお届
けします。
▼ARIは3GPP,GSM,PDC音響測定に対応した「3G携帯通信開発用
音響測定システム MTA-01WB-S」を開発・販売しています。
http://www.ari-web.com/mobile/3g/mta01-wbs/info-3gpp.htm
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■4.類人猿も猿も猿の機械翻訳(URLクリッピング)
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WEB参照可能な掲載記事などから毎日伝えられるニュースや記事か
ら気になる情報や翌日には埋もれてしまいそうな記事をピックアッ
プしてご紹介しています(このメールマガジンの発行周期が隔週と
いうこともあって新しい記事ばかりではありません)。
■1テラはバグだったらしいです。
前回このコラムで話題にしましたGoogleのGmailの容量1テラは、
バグによって表示されていたもので正式には従来発表通り1ギガの
ままのようです。
▼グーグルのGmail、「1テラバイトのストレージはバグが原因」
CNET Japan 2004/05/20
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20068243,00.htm
電子メールの閲覧のプライバシー問題は、Vol.52の技術開発コラム
で話題にしたデスクトップのローカル検索ツールでも同様だろうと
見られていて依然として各所で強い反発を生んでいるようです。
▼グーグルのデスクトップ進出に立ちはだかる難問
CNET Japan 2004/05/31
http://japan.cnet.com/special/story/0,2000050158,20068929,00.htm
Vol.52の同コラムは検索エンジンの話題を取り上げていて日本の
検索サイトはGoogleの寡占状態にあると述べていたのですが5/31
午後あたりからYahoo!Japanはページ検索機能をGoogleから自社の
YST(Yahoo Search Technology)に切り替えました。
ユーザーシェアで考えるとInktomi系のYahoo、MSN、Fresh Eye等
と、Google系のInfoseek、Goo、ISP(@nifty、biglobeなど)、ポ
ータル(excite、All About Japanなど)と2分しながらも、分布に
大きな変動がありそうです。
YSTは、Googleと類似した検索結果になる場合もありますが、かな
り異なる結果の場合もあるので、何かをお探しの場合にはYahoo!と
Googleの両方で検索してみるとお求めのページが見つけやすい時が
あるかもしれません。(下のような発表もされています)
▼Googleの検索サーバ、5倍強力な新バージョン登場
ITmedhiaニュース 2004/06/02
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0406/02/news079.html
■検索のついでに……サポート技術情報
マイクロソフト社のサポート技術情報では沢山のサポートによせら
れたQ/A集を参照できるようになっています。サポート技術情報で
は日本のサポートの情報や重要として翻訳された情報以外にも外国
語のデータも機会翻訳され見ることができるようになっています。
さて、機械翻訳ですから翻訳に難があるものの公開され、検索でき
るようになっているため、日本語で検索したとしても原文を見つけ
るきっかけになることもある便利なものです。
blogでこのサポートセンターの機械翻訳について書かれている面白
いものがありました。
▼higuti.com : 時間蝿は矢を好む [機械翻訳]
http://www.higuchi.com/item/137
■マイクロソフト サポート技術情報 - 133231
犬:対話機能がわかりましたか。 つかれた画面。
■マイクロソフト サポート技術情報 - 95721
マウス サポート番号を狐。
など、higuti.comで取り上げられているMicrosoft Dogs、FoxPro
という動物名の製品関連以外にも色々面白い点があります。
「大砲」と検索した場合"canon"プリンタが関わる情報が検索結果
に表示されます。本文に「大砲」の文字がふくまれなくてもリスト
アップされますから同義語としてピックアップされるようになって
いるようです。同様に「羊」と検索するとRAMが検索されます。
音のWaveは「波」Alpsは「アルプス山脈」Hummingbirdが「蜂鳥」
"Plus!"は「に加えて!」Roman Fontは「古代ローマ人Font」と、
いろいろ面白いところがあります。古代〜人、山脈とまでも単語を
置換しないだけでもっと良くなるような気もします(「子供」にも
「小さい子供モードは新規作成です」など面白いものがあります)。
▼サポート技術情報「ハングアップ」機械翻訳の場合
■Neverhood:大砲問題での絞首刑のトラブルシューティング
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;160463
(かなり物騒なタイトルになっています)
■Windows の Novell NetWare 286 絞首刑
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;89239
(WindowsがNewWareを絞首刑にしたら独占禁止法で大変かも)
単語を機械的に置換するだけの翻訳に近い印象ですが、本文の翻訳
とタイトルなどでは本文の方が少しだけうまく翻訳しているように
も見えます。タイトルでは「間違うです」となっているものが本文
では「間違いです」となっているなど少し違いがあります。
アプリケーション パフォーマンス エクスプローラ(APE)は「猿」
と翻訳されています。
▼BUG:猿は、複数のディスプレイ構成で消えます。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;192870
apeはゴリラやオランウータンなどの類人猿を指し、英語では猿(
monkey)とは区別して分類されているのかと思っていました……
▼国連環境計画(UNEP) 大型類人猿生存プロジェクト(英語)
Great Apes Survival Project - GRASP
http://www.unep.org/GRASP/
翻訳辞書では、類人猿も猿に違いはなかろうという辞書になってい
るみたいですが……GRASPの関係の人は憤慨するかもしれません。
「に加えて!:猿は古代ローマ人で絞首刑」などになっていなくて
セーフかもしれません。
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■編集後記
5/31に大手町にあるNTTコミュニケーションズの電源設備の故障で
データ通信やIP電話など多くの回線が停止したらしいですね。
月末だったので、何かと苦労なさった方がいらっしゃったかもしれ
ません。1社の電源停止で数万回線が停止したように、昨年の東京
の停電危機が現実に停電にいたった場合には、相当な状況になるこ
とは想像に難くないですね。
今年は、冷夏にはならないという予想を聞きましたが、今年は電力
はどうでしょうか。
それでは、次回、2004年6月17日Vol.54もよろしくお願いします。
ARI A&S 編集部
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